ブラック企業から抜け出せない人の特徴7選

転職準備

上司からの無理な要求や残業がしんどい。休みを取ろうと思っても全然承認がもらえない。

職場の雰囲気も悪く、同僚がひとりまたひとりと減っていく。

そんなブラックな環境から抜け出したいのに抜け出せない。

今回はそんなブラック企業から抜け出せない人の特徴を紹介します。

ブラック企業から抜け出せない人の特徴

ブラック企業から抜け出せない人には次のような特徴があります。

  • 優しい人
  • 責任感の強い人
  • 気の弱い人
  • 空気を読むのが得意な人
  • 環境を変えるのを好まない人
  • 忍耐強い人
  • 心配性な人

それぞれ見ていきましょう。

優しい人

優しい人はブラック企業から抜け出せなくなりがちです。

自分が抜けることで他の人に迷惑がかかるのではないかと気にしたり、会社や同僚の役に立とうと思っていまの仕事を続けることを選んでしまうことが多いと思います。

優しい人がブラック企業から抜け出すためには発想の転換が必要です。

確かにいま抱えている仕事を手放すことで他の人にしわ寄せがいってしまうという側面は否定できませんが、仕事が辛いという状況を許容することが他の人にも同じようにつらい状況を残し続けてしまうことにも意識を向けるといいと思います。

責任感の強い人

責任感の強い人もブラック企業から抜け出せなくなりがちです。

責任感の強い人は自分が抱えている仕事を途中で投げ出すことができない傾向にあります。

仮にいまの仕事を辞める決心をしたとしても、キリのいいところまでは続けるつもりでいるのですが、そのキリのいいタイミングで新しい仕事が入るのでずっとそのまま辞める機会がないままになってしまいます。

責任感の強い人が仕事を辞めるためには、責任感は責任を果たすべき相手に対してのみ発揮すべきものと考えるようにするとよいです。

そもそも仕事は対価を得てするものであるため、正当な対価がもらえてないのに真っ当な仕事はできません。

給与だけでなく、適切な労働環境が与えられないのであれば、責任感を発揮して働く必要などないのです。

気の弱い人

気の弱い人もブラックな環境から抜け出すことができません。

気の弱い人はいまの環境から抜け出す一歩を踏み出すことができないような人が多いです。

無茶な要求であるにもかかわらず、コレをやれアレをやれ、という指示にあらがうことができないし、あらがおうとしても丸め込まれてしまいます。

そんな人がいまの環境から抜け出すためには、思い切った一手をうつしかありません。

抜け出そうという決心がついたら、もうそのまま会社に行かない、連絡をとらないくらいの覚悟でいたほうが良いと思います。

マナー的にはよくはないのですが、そんなことで世間の評価が下がるようなことはないです。(せいぜいブラック企業という狭い世界の中だけの話です。)

気の弱い人はとにかく会社から言われたことをそのまま呑みがちで交渉事には向いてないので、会社の人とは話さず弁護士や退職代行を使うことをおすすめします。

空気を読みがちな人

空気を読みがちな人は、職場の雰囲気を変えないことを好みがちなため、自分がいなくなることで職場の雰囲気を壊したり悪くしたりする気と感じると一歩を踏み出せなくなってしまいます。

上司からの無理な要求や同僚からの気乗りしないお願いにも、嫌だとは思いつつも他の人が受け入れていれば断ることができなくなってしまいます。

そんな人は空気を読む場を選ぶようにするといいと思います。

空気を読む力、その場の雰囲気を感じる力というのは環境によってはとても役に立つ力です。

それなのに自分を苦しめて、周囲の人にも役に立たないそんな環境で空気を読む力を発揮しても周りの役にたちません。

いまの環境で力を無駄にせず、もっと役に立てる場所で発揮してください。

変化を好まない人

変化を好まない人は辛い状況に置かれていたとしても特に改善しようと思わずその状況を受け入れる傾向があります。

何かを変えようとするのはそれなりに気力や体力を使うことなので、そういったことよりも多少苦しかったとしてもすでに慣れていることを繰り返すほうが楽だと感じることがあるようです。

また辛いことに対しても時間が経てば終わるからその間だけ我慢してやり過ごすことがあります。

そういった人がいまの状況から抜け出すには情報収集をして自分の状況が一般的にどのようなものであるかを認識すると良いと思います。

このままだと将来これだけ損することになる、ということにしっかり向き合うと今の状態から抜け出さないといけないと考える事ができるようになるかもしれません。

忍耐強い人

忍耐強い人は自分が辛い状況におかれていたとしても大抵の状況は我慢してやり過ごしてしまうことができます。

もしかしたらそのまま残っていたとしてもあまり苦しいと思わずに耐えきってしまうかもしれません。

この手のタイプの人は本当に追い詰められない限り現状に不満を抱くことがない傾向にあります。

そのため、限界にきて怪我や病気になったりすることがないように気をつける必要があります。

忍耐強い人が現場から逃れるためには自分の置かれている状況が周囲から見てどうなのか、様子を聞けるようになるといいと思います。

他の人よりも我慢強いため、自分の状況がふつうでないことに自分で気づくことができないので、他の人から指摘してもらえるような環境を作ると良いです。

心配性な人

心配性な人は会社を辞めることによって起こることが不安でなかなか踏み切れない傾向にあります。

次の就職先が見つからなかったらどうしよう、とか辞めると言ったことで上司や家族から文句を言われたら嫌だ、とか心配事が次から次へと出てきてしまうかもしれません。

そのような人が会社を辞めようと思ったら、まず心配事を思いつくままに書き出してみてください。

書き出した心配事それぞれについて、「もしそうなったらどうする」を考えてみましょう。

全部に対して対策を考えることはできないかもしれません。

その場合、残った不安な点といまの会社に残り続けることの不安点を比べてみると踏ん切りがつくと思います。

まとめ

特徴をよく見てみると、真面目な人ほどなかなかいまの状況から抜け出せなかったりします。

ブラック企業は簡単にクビにしようとする一方で、働ける人はなかなか手放そうとしません。

自分の性格を知っておくことで、どのようにして最悪な職場から離れるかを考える一助となればと思います。

ブラック企業から抜け出す方法についてはこちらを見てみてください。