転職しようと決心したものの、転職したことがない人には何からはじめてよいかわからないと思います。
そこで今回は転職の流れを解説していこうと思います。
- なにから始めたらいいの?
- 準備しとくことってないの?
- 自分が応募できる会社ってどうやって探せばいいの?
この記事ではこんな疑問に答えていきます。
なお、この記事では転職の初心者にとってもっともハードルの低い「転職エージェント」を使ったやり方で説明していきます。
転職のおおまかな流れ
転職を思い立ってから実際に転職するまで、以下のような流れですすみます。
- 転職の目的を整理する
- 転職エージェントと面談する
- 会社に応募する
- 選考を受ける
- 内定を受諾する
- 退職日を決める
- 退職する
それぞれ細かく見ていきます。
転職の目的を整理する
まずはじめに転職の目的を整理します。
なんのために転職するのか、どんな条件(希望する年収、職種、勤務地など)であれば納得いく結果になるのかをあらかじめ考えておきます。
これが曖昧なまま転職を進めると、転職先の会社を選ぶときにも基準があやふやになりますし、面接の時にちぐはぐな受け答えをするはめになるので、けっこう大事です。
- 自分の希望する条件を整理する(年収、職種、勤務地など)
- 会社選びや面接の時にも大事
転職エージェントと面談する
次に転職エージェントに申し込みます。
そうすると割とすぐに担当の方から連絡が来て面談をすることになると思います。
面談は対面で行うこともありますが、電話やZoomなどでもやってもらえます。
面談ではこれまでの経歴や希望する職種、年収などを聞かれ、ここでの話をもとに条件に近い会社を紹介してもらうことになります。
- 転職エージェントの担当者との面談を受けて、求人情報を紹介してもらえる
- 面談は来社の必要はなく電話やZoomなどでもできる
会社に応募する
担当者との面談の内容をもとに、条件に近い求人情報を紹介してもらいます。
そのなかから自分の希望に近い条件の会社に応募します。
基本的には複数社に応募して、平行して選考を進めていくことになります。
また、応募の際には履歴書と職務経歴書が必要になるので、このタイミングまでに準備しておきます。
- 紹介してもらった会社の中から希望に合う会社に複数応募する
- 応募するときに履歴書と職務経歴書が必要
選考を受ける
応募書類を送ると先方で書類審査があります。
一般的には経歴とスキルを見て、求人内容に合いそうであれば面接に呼ばれます。
面接では先方の人事担当者や現場の担当者、マネージャー、役員クラスの方と面接することになります。
会社によって面接の回数はことなりますが、1回から3回までに決まるのが一般的です。
また面接の前後にテストを受ける場合もあります。
- 選考は書類選考と面接を行う
- 会社によっては筆記テストをする場合もある
内定を受諾する
選考に合格すると、先方から採用条件(年収、職務内容、勤務地など)が提示されます。
条件に問題がなければ内定を受諾し、転職活動は終わりです。
条件に気になる点があればエージェントを通して先方に確認してもらったり交渉してもらったりします。
また、先方と条件面談の場を設けて直接話しを聞いたりする場合もあります。
- 内定がでると採用条件が提示される(年収、職務内容、勤務地など)
- 条件の細かいすり合わせを行う条件面談を設定する場合がある
退職日を決める
内定を得たらいまの会社を退職する日を決めます。
退職する30日前までに退職を伝えることとしている会社が多いと思いますが、会社によりけりなので、社内規定を確認するか人事の方に確認するのが良いと思います。
- 社内規定をちゃんと確認したうえで退職する日を決める
退職する
晴れて退職となります。
転職先の入社日までに余裕があれば、それまで自由に過ごすことができます。
まとめ
以上が一般的な転職の流れになります。
なんとなく新卒で就職したときとはそんなに違わないように感じると思います。
ただ実際に転職をはじめると、現職での経験や今後どうしていきたいかを深く聞かれたりと、異なる点などが出てきます。
各ステップで重要な点があれば別途まとめて紹介したいと思います。
このあと転職エージェントの担当者と面談するなかでもいろいろ整理されていくと思うので、このタイミングで細かく決めておかなくても大丈夫です。